「従業員満足度(ES)を上げたいが、アンケートを取るだけで終わってしまう」
「組織が大きすぎて、どこから手をつければいいか分からない」
そんな悩みを持つ人事担当者や経営層の方は少なくありません。今回は、3,000人規模の企業で行われた、非常に熱度の高い組織変革ワークショップと、その後のプロジェクトの軌跡をご紹介します。
成功の鍵は「盤石な布陣」にあり
今回のプロジェクトが画期的だったのは、その推進体制です。
- オーナー(役員): 経営層が「自分たちの問題」として責任を持つ。
- 支援(ディレクター): 実務と経営の橋渡しを行い、リソースを確保する。
- 中心メンバー(マネージャー21名): 現場の最前線で指揮を執るリーダーたちが、2日間の集中ワークショップに参加。
上層部が方向性を示し、現場リーダーが具体策を練る。
この「上下の連動」が、形だけの施策に終わらせないための絶対条件でした。
シックスシグマの手法を取り入れた「密度の濃い2日間」
ワークショップ開催のアドバイザーは、シックスシグマの「マスターブラックベルト」そして「グリーンベルト」保持者です。そして、実際のグループワークでファシリテーターを務めたのは、現場マネージャーの方々です。
ワークショップでは、単なる「やった方がよいこと」を出し合う場ではなく、データと論理に基づいたプロセス改善の視点を導入。2日間という限られた時間の中で、3,000人の従業員の声をどう具体施策に落とし込むか、マネージャー21名が徹底的に議論を重ねました。
客観的なフレームワーク(シックスシグマ)があったからこそ、感情論に流されず、実行力の高いプランが策定されたのです。
「打ち上げ花火」で終わらせない。1年間の継続プロジェクトへ
ワークショップで出たアイデアを「いい話だった」で終わらせないのが、本プロジェクトの真骨頂です。
検討された施策は、その後1年をかけた長期プロジェクトとして実行に移されました。
- 現場のマネージャーが自分たちで考えた施策だからこそ、実行への責任感が違う。
- 役員がオーナーであるため、決裁やリソース配分がスムーズ。
- ディレクターの支援により、通常業務との調整を図りながら継続可能。
この「やり切る体制」こそが、3,000人の組織を動かす原動力となりました。
組織を変えるのは「仕組み」と「熱意」
今回の事例から学べるのは、大規模な組織変革には「誰が関わるか」という体制構築と、「どう進めるか」という論理的なメソッドの両輪が必要だということです。
「従業員の幸せが、会社の成長につながる」
その信念を形にするための1年間の挑戦は、組織に確実に新しい風を吹き込みました。
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